約 861,152 件
https://w.atwiki.jp/anze1234/pages/139.html
(2012/8/16掲載) 新型サプリメント「ダークネスディアマント」導入に伴い、 レギュレーションが下記のように更新されております。 過去掲載分のレギュレーションについては、こちらから。 ただし以前と矛盾する要素があった場合、つねに最新情報が優先されるものとします。 (最終的には、現場のGM判断を最優先ですが) ■“第2次第2話まで”からの主な変更点 マスターPCは基本的に「ギフト持ち」となる(ダスクフレア化判定をクライマックス後に実施)。 英霊PCの自動取得が増加。また「イレギュラー英霊」データも新規追加。 【神器】や【刻印】データを再定義。 (2012/8/6掲載) +●一部のギフト特技の取得禁止 ●一部のギフト特技の取得禁止。 聖骸戦争キャンペーンにおいて。PCが以下のギフト特技を取得することは禁止する。これはコピー系特技も含む。 《テスタメント》(DD) ⇒ 【刻印】運用ルールとの重複が紛らわしいため。 《消滅からの帰還》(DD) ⇒ 【ターミィ】が「後始末」した場合と結果が矛盾するため。 《可能性の種》(DD) ⇒ 【刻印】運用ルールとの重複が紛らわしいため。 《ループワールド》(DD) ⇒ 「情報収集だけ行ってキャンセルし、リソース温存」を抑止するため。 《コントラクター》(DD) ⇒ 【刻印】運用ルールとの重複が紛らわしいため。 +●一部の一般特技の取得禁止 ●一部の一般特技の取得禁止。 聖骸戦争キャンペーンにおいて。PCが以下の一般特技を取得することは禁止する。これはコピー系特技も含む。 《世界神》(DD) ⇒ どう見ても要エラッタ項目。《身体増強》との重複効果がバランスを著しく損なうとのGM判断。 +●一部のミーム特技の取得禁止 ●一部のミーム特技の取得禁止 聖骸戦争キャンペーンにおいて。PCが以下のミーム特技を取得することは禁止する。これはコピー系特技も含む。 《※メルキゼデク》(世界の卵) ⇒ すまん。全面降伏しますw 代償も使用回数制限もなく「一方だけが強化特技を使用禁止」は著しくバランスを損ねるとGM判断。敵が使うと‥‥ねぇ?w (2012/8/6掲載) さて。忘れがちだが、聖骸戦争キャンペーンは“「造物主」の後継者を目指す若者たちの争い”ですの。イチャラブだけじゃありません!w ダスクフレア堕ちは「後継者レースからの中途脱落」を意味するので、その辺りをギフトルールと絡めて再定義しておきます。 ●第3話以降からの【刻印】ルール回りの変更点 マスターPC/NPCは、全員が自動的に「ギフト持ち」扱いとなります。これは常に彼らが「ダスクフレア化する可能性を秘めている」ことを意味します。 クライマックス終了時に【希望】判定を行う処理に一括したため、「4つ目を入手した場合、即座にダスクフレア化」ルールは消滅します。何個持ってもOKよん!w 「ギフト持ち」の英霊PC/NPCは「実は生前、聖骸戦争のマスターだった。現時点でその自覚があるか否かは任意」「実は、元ダスクフレアである」などの設定が追加される。 他のマスターに対して「【刻印】を譲渡する」が可能となる(詳細は後述)。ただし「【刻印】所持数が0個以下の間は、マスター権限を喪失する」ので要注意。 第3話以降、各マスターはセッション内に1個まで【刻印】を購入判定で追加入手できる余地がある。目標値は200。ただし、代理購入や「他のアイテムと同時購入」は不可。 なお「ギフト持ち」扱いのマスターでも、自由に「龍血」「機聖晶」どちらかのギフト特技を取得して構わない(キャンペーンの取得禁止特技リストには気をつけること)。 ●【刻印】の譲渡 各マスターの【刻印】保有数は、当のマスター本人以外には把握できない(【ターミィ】も把握できていない)。 無抵抗な状態のマスターの「全身を調べる」を実施した場合(メインプロセス1回を消費すれば自動判明)、その身体に刻まれた【刻印】の数を正確に把握できる。えろす。 この【刻印】は、マスター以外に譲渡することはできない(自身が無駄に消費して、わざと【刻印】保有数を減らすことは可能)。 【刻印】の譲渡は「メジャーアクション扱い」「射程:至近」「1回のメインプロセスに最大3個まで譲渡できる」。この行為は白兵攻撃として扱い、リアクションの余地がある。 補足:「聖骸戦争に参加している“マスター”の証」=「造物主」の後継者の証、である。各自3個を自動的に常備化している。 補足:【刻印】は「どんな効果でも絶対に破壊できない」ものとする。これは【神器】の効果も含む。 ●【刻印】のデータ 種別:その他 購入:200/- タイミング:オートアクション 対象:本文参照 射程:本文参照 解説: 聖骸戦争に参加している“マスター”の身体に刻まれる、「造物主」の後継者の証。 いつでもオートアクション扱いで宣言する。以下の効果から1つを選んで適用できる。 なお、同じ人物が1セッション内に購入できる【刻印】の数は最大1個まで。消耗品。 効果1:「タイミング:常時」以外の天使名デイブレイク特技1つを1回だけ使用できる(実際の使用タイミングや代償はコピー元に準拠)。 効果2:他者の使用した「タイミング:常時」以外の特技系プロミネンス/災厄級プロミネンス1つを打ち消す。 効果3:任意の災厄級プロミネンス1つを使用する。その際、自身の契約英霊を「エキストラ」扱いして効果を適用しても良い。 効果4:自身の契約英霊に1つの命令を強制実行させる。判定1つの達成値に最大+50のボーナスを適用できる(GM判断)。 効果5:クライマックス終了後の【希望】判定の際、【希望】現在値を+2する。 ※ なお、【刻印】で発生させた効果はすべて「特技系プロミネンス」扱いであり、《※アレーティア》や他の【刻印】で相殺可能である。 補足:《※メルキゼデク》は取得禁止特技であるが、【刻印】は「取得していない天使名デイブレイク特技を使用する」効果なのでOKである。 (2012/8/6掲載) で、あらためて第3話以降で導入される“追加ルール”の説明を行いますが、 その前に「聖骸戦争」の中で「第3話以降も変わらない部分」について、先に確認しておきましょう。 ☆☆☆ よくわかる聖骸戦争 ☆☆☆ ■基本ルール(勝利条件) 全ての【神器】から承認を得て「担い手」となること。 (基本的に、他のマスターを全員脱落させれば自動達成できるはず) ■英霊とマスター(参加条件) 【刻印】を持たぬ者は「マスターとして聖骸戦争に参加する」ことはできない。= 最終的な勝利条件を満たせない。 基本的に、マスターと英霊の2人で一組。まだ英霊と契約していないマスターは「英霊の即時召喚」が可能。 補足:【刻印】を全て失ったマスターは、英霊との絆(パス)を即座に失い、聖骸戦争から脱落する。 補足:他のマスターが死亡した場合、その場に居合わせたマスターは「死んだマスターが所持していた【刻印】」を任意の数、奪取できる。 補足:英霊との契約には「英霊の持つ願いを契約したマスターが叶える」が含まれている(マスターを勝利させることは、必ず英霊の利益となる)。 ■英霊 英霊は「境界の域」から再構築された「かつての英雄」のエラーハである(フレーバー)。 《◆想いより出でし者》《◆概念化》《◆ドメイン:●●》×2を自動取得している(既に信仰対象となっている正規の英霊であるため)。 イレギュラーな英霊の場合、上記の代わりに《◆想いより出でし者》《◆古傷》《◆音に聞こえし》を自動取得している(信仰対象になっていないため)。 ■英霊の弱点 あらゆる英霊は、契約を交わしたマスターが死亡した時点で、即座に「自身の最大HP」に等しい数値のHPを喪失する。 マスターの所持【刻印】からのフレア供給で英霊の存在は維持される。マスターとの絆(パス)を失った場合、毎シーン終了時に3LPを自動喪失する。 あらゆる英霊は「情報項目」として調査可能。逸話や伝承などから「固有の弱点」が判明する場合もある(現代の英霊は特に調査が容易である)。 補足:英霊は、複数のマスターと契約を交わしてもよい。「複数のマスターから矛盾する命令を受けた」場合は「行動済み」となる。 補足:マスターは複数の英霊と契約を交わしてもよい。ただし「あなたの契約英霊に~」記述の効果を適用できるのは、常に1体のみ。 (2012/8/6掲載) で。みんなが戸惑った第3話以降で導入される“追加ルール”についてですが‥‥ 追加ルール1:「すべての英霊は“他の英霊のマスター”を対象に“ダメージを与える行動”を行ってはならない」 追加ルール2:「【神器】の所持者は定期的(各話OP)に発せられる“天啓”に従う義務を持つ」 追加ルール3:「上記の追加ルール1、追加ルール2に背いた者は、即座にチームの所持【刻印】を1つ喪失する」 補足:ルール1は「直接的な行動」制限のみ。マスター側が“かばう”した結果ダメージを被った、などのケースは問題ない。 補足:ルール1適用時、複数のマスターへの範囲攻撃などが実行された場合、失う【刻印】は1つのみ。 補足:【神器】所持者が“天啓”に背いたか否かについては、“そのシーンに登場している”【ターミィ】が判別を行う。 補足:すべての【神器】を失った所持者は、“天啓”に従う義務も失う。ただし、再入手した時点で義務も再び得る。 補足:“天啓”は、全ての【神器】所持者に同じ内容のものが、同時に与えられる。 まぁ、今回の追加ルール導入についてはGM側の思惑はこんな感じですの。 ☆「ゾディークを真似て聖骸戦争を停滞させる」を他のNPCが行わない口実。「~Ex」で延々とPCを追い詰めると余裕がなくなるようなので。 ☆より「戦場での駆け引き」の幅を広げるために「ルール」と「罰則」を設けた。「どの時点でルールを破るか?」がポイントです。 ☆マスターPCが全てを英霊PCに丸投げできない状況を生み出すため。敵マスターが自らPC達の眼前へと乗り込んでくる口実として。 ☆戦争の途中でルールが変更され、それにどう対応していくかで、各陣営の個性を描きたいとGMが思ってたので‥‥w ☆【ターミィ】が「純粋に【ターミィ】側の都合で動いている」ことを明確にアピールしたい。あくまでも聖骸戦争を仕切ってるのはこいつらなのです。 基本的に「キャンペーンを面白くするための要素」として導入を決めたですの。 「?」な点もあったりするかもしれません。「●●な時はどうなるの?」などの質疑応答も喜んで受付ますので、お気楽にどぞ。 とりあえず、今夜からしばらく平日夜はIRCでうにうにしてますよ~
https://w.atwiki.jp/dropcardwiki/pages/286.html
[ファミリア]CD(最新曲) 画像 ファミリアデータ 2匹のモンスターの60%の確率で2秒間気絶させて攻撃一緒にいると少し移動速度を上昇させる。 レベル 41 攻撃力 201 攻撃性 400 CD(最新曲)へ
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2591.html
ケーキ 16KB 制裁 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 虐待人間 虐待ぬるいです 『ケーキ』 連作を書かないといけないと言う常識にとらわれてはいけません。 さなえさんにそう言われた気がしたので書きました。 まだぬるいですがよろしくお願いします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 大雨の中を急いで駆けて行く、 急な雨だったので傘は持っていなかった。 「うへ~ついてない・・・・天気予報見ておけば良かったよ・・・」 ぼやいても雨は止む事は無い、雨を凌げる場所を探して走る。 ようやく公園にある便所で一息つく事が出来た。 「やみそうにないなぁ・・・どうしよう・・・・んん?」 パッチャパッチャパッチャ・・バチャーン 雨の中を黒い物が跳ねてくる。 その黒い物は、便所前にある水溜りに入って、 そのまま動かなくなってしまった。 何か声が聞こえたので近寄ってみる。 黒い物はゆっくりであった。 小麦粉で出来た体でこの大雨の中を跳ねて来たのだ、 すっかり水を吸ってしまい、 ここで身体が崩れてしまったようだ。 『お・・・い・・・・にん・・・・おち・・・』 何か言っている。 ここには僕しかいない、多分僕に言ってるのだろう。 「なんだ?」 雨に濡れないギリギリの場所から、グズグズになっているゆっくりを見た。 すでに下半身は溶けてしまっているようだ、右目も取れかかっている。 「うわぁ~汚いなぁ~こいつって確かまりさだったかな?」 別に助ける気は無かったが、雨宿りの暇つぶしのつもりで声をかけてみた。 「僕に何か用か?」 まりさは動けない体で、目線だけを向けて懇願してきた。 『おねがいです・・・・まりさはもぉゆっくりできません・・・せめて・・・・せめておちびちゃんだけでも・・・ がいゆっくりにさせてあげてください・・・』 そう言えば、まりさの帽子の中で何かが動いているのが見える。 だがゆっくりなんて物を僕は飼う気なんて無かった。 この会話もただの暇つぶしである。 嫌だと言うのは簡単だったが、まだ雨は止みそうも無い。 暇つぶしついでに、僕は鞄の中からクリアファイルを取り出し、 まりさを水溜りから掬いあげてやった。 屋根の下に置いてやると、溶ける恐怖から助かった事を喜ぶまりさ。 『ゆゅ~おにいさんありがとう・・・おちびちゃんたすかったよ。』 帽子の中から小さいまりさが出てきた。 『たすきゃったんだじぇ!まりちゃはこんにゃときょろでちんでいい、ゆっきゅりじゃないんだじぇ!』 親に反して言葉の悪い子ゆっくりであった。 「君は何でこんな雨の中を出てるんだい?死にたいのかい?」 親まりさに尋ねてみる。 すると涙ながら親まりさは語った。 もともと自分達は飼いゆっくりだったのだと言う。 しかし子供を作ってしまった事で飼い主の逆鱗に触れてしまい、 この公園に捨てられてしまったらしい。 よくある話である。 ショップ生まれで、野良経験の無かった親まりさは、 植木の間に、雨対策もないまま巣を作ったのだと言う。 この雨で番のれいむと他の子供は、溶けてしまったらしい。 『おねがいです、まりさたちをかいゆっくりに「やだよ」・・ゆ?』 「何で僕が君らを飼わないといけない訳?なんのメリットもないじゃん・・・」 『まりさは・・・おにいさんをゆっくりさせれます』 「別に僕は、君等にゆっくりさせてもらう必要なんてないよ。」 『ゆぅ・・でもおちびちゃんはとってもゆっくりできるんです。』 「ゆっくりなんて興味ないね。」 僕は即答で拒否した。 こんな潰れ饅頭を引き取るくらいなら、野良でもっと綺麗な奴もいるであろう。 ペットショップに行けば躾済みの奴だっている。 飼ってやる事情なんてどこにも存在しなかった。 それでも親まりさは引き下がらない、 『ゆゅ・・・じゃあせめて、おちびちゃんだけでもおねがいしますぅぅぅ』 「駄目だって言ってるだろ?理解できないの?所詮饅頭だもんね。」 『ちゅっきり~』 子まりさの声が後ろからする。 僕は親まりさとの会話に気を取られていて、子まりさを見ていなかった。 嫌な予感がして振り向いた。 さっき下敷きを出すのに床に置いた鞄の中で、子まりさがしーしーを垂れ流していた。 「・・・・・・・・・・・・。」 僕は言葉を失ってしまった。 この鞄の中には、今日買ってきた1日限定20組の特上スイーツが入っていたのである。 頑張って3時間も並んで購入してきたのに・・・・・ 「・・・・・・・いいよ飼ってあげるよ。」 僕は無表情のままでさっきの言葉を取り消した。 『ゆゅ!ほんとうですか、ありがとうございます。まりさたちはゆっくりしたゆっくりです。 おにいさんをゆっくりさせてあげられます。』 「ゆっくりさせてあげられます」この言葉が更に怒りに拍車をかけた。 たかが饅頭ごときに、上から物を言われる覚えなぞ無い。 『じじぃ!はやくまりちゃをゆっくちちゃちぇるんだじぇ~あみゃあみゃもよこちゅんだじぇ』 自分等の置かれている状況をまったく理解出来ていなかった。 僕は2匹を乱暴に掴み、コンビニの空き袋に突っ込む。 『きちゃないてでまりちゃにちゃわりゅにゃ!』 「うるさい!」 バッサ 『ゆ”ぎぃ!いちゃいんだじぇ!』 『ゆげぇぇ!』 何か声がしたが構う気は無い、このまま雨の中を家へと走って帰った。 家に着くなり、濡れた体を拭きもせずに物置から水槽を取り出す。 その中に2匹を放り込み蓋をした。 バサバサバサ ドチャ 『ぐえ!』 『いちゃんだじぇぇぇ!』 入れる時に、乱暴に上から袋をひっくり返したので、 親まりさの下半身は完全に潰れて、口から上だけになってしまった。 別に問題は無い、今のところ生きてはいるのだから。 そのまま放置し着替える事にした。 風呂に入って戻ってくると、水槽が騒がしかった。 『だちゅんだじぇーどりぇいははやきゅ、まりちゃをゆっきゅりちゃちぇろー』 何を勘違いしているのか、僕を奴隷扱いしている子まりさ。 こいつは親に保護されていただけあって、少し濡れた程度である。 親を乾かすのに邪魔だったので、鍋の中に入れて蓋をした。 『おしょりゃを~「ここにでも入ってろ」 きゅぴぃぃ!』 「さてどうやって乾かすかなぁ・・・・・お!」 風呂上りに、僕の髪を乾かすのに使ったドライヤーを持ってくる。 水槽の蓋に隙間を作り、そこにドライヤーを突っ込みスイッチを入れる。 ブォォォォォォォォーーーーーーーーーーー 景気よく熱風が吹き出される。 『ゆ?なにかあたたかいよ?』 気絶していた親まりさが目を覚ます。 『どぼじでうごけないのぉ~まりさのびきゃくなあんよさんが・・・・・』 今頃になって、自分の下半身が潰れている事に気が付いたようだ。 しかし・・・・こんな状態になってもまだ死なないとは、 凄まじく出鱈目な生物である。 『ゆゆゆゅ~♪あたたかいよ~』 ドライヤーは、どんどんまりさを乾かしていく、 最初は気持ち良かったらしく、鼻歌まじりに過ごしてした。 だが上から一方的に集中して熱風をあて続けると、 その箇所が乾きを超えて焼けてきだす。 『あづいぃぃ!!おにいざんあづいですぅぅう!あづぃい”ぃい”ぃい!』 「熱い?あたりまえだろ!そのように乾かしてるんだから!」 『ゆ”ゅ?どぼじでぇごんなごとを・・あづぃぃぃ!』 自分が何故こんな目に会わされているのか、理解出来ていないまりさに答えてやる。 「お前等は、僕が楽しみにしていたケーキを台無しにしやがったんだ! 大の男が、ケーキ買うのに並ぶ恥ずかしさがお前等に分かるか?」 『ぞんなごどでひどいごとを・・あづいぃぃぃ!やべでくださぃぃぃぃ!』 「そんな事だと?」 頭にきたので、髪やお帽子がチリチリになるまでしっかり乾かしてやった。 パッサパッサに乾いて、所々に焦げ目がついている。 『ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”』 親まりさは呻き声しかあげなくなっていた。 次は子まりさの番である。 鍋の蓋を開けると、まだ喚きながら暴れていた。 『くちょじじぃなにぢてちゃんだじぇ!はやきゅあみゃあみゃもっちぇくるんだじぇ!』 僕は鍋の中に油を入れてやる。 『にゃにこりぇ?にゃんだきゃゆっくちできにゃいんだじぇ・・ゆゅ?』 ツルン 油で滑って上手く動けなくなる。 そのまま弱火で火にかけた、油をひいたのは鍋にこびり付くを防ぐ為である。 『ゆゅ?にゃんだきゃあっちゃかいんだじぇ・・・ゆっくりできるんだじぇ~』 呑気な様子も直ぐに一転する。 『あ・・あ・・あじゅいぃぃぃ!きゅぴぃぃぃいぃい!』 鍋の中で子まりさは必死にもがいていた、油に滑って跳ねる事は出来ない。 僕は殺さないように火加減に注意しながら、満遍なく狐色に仕上げていく。 『ゆぴぃぴぃぴぃぴぃぴぃ』 取り出した時にはピイピイ鳴くだけの物になっていた。 それを水槽に放り込む。 『ゆ”!おちびちゃんんん!ゆっくりして~ぺ~ろぺ~ろ・・・・ どぼじでうごげないのぉぉぉぉ!』 気がついた親まりさは、子まりさを舐めてやろうと舌を懸命に伸ばすが届かない、 当然だ、そのように置いたのだから。 この日は、子まりさにオレンジジュースを少しかけてやり蓋をして放置した。 夕食を食べている時に何か喚いていたが、相手にはしなかった。 「ど~ら生きてるか?」 翌朝、水槽を覗くと親まりさはまだ寝ている。 だが子まりさは、すっかり治ったらしくまた暴れて喚いていた。 『きょのくちょどれぇい!まりちゃのぷくーをちゃれたきゅなきゃったら、 はやきゅあみゃあみゃもっちぇくるんだじぇ!』 昨日された事をもう忘れてしまったらしい、 流石は餡子脳! とりあえず子まりさを虫かごに入れる。そして炊飯器の上へ置いてスイッチを入れる。 『きゅぴいぃぃぃぃ!あちゅいぃぃぃ!』 「お~炊けてる炊けてる。」 朝食用のご飯が炊けてくるのを、子まりさの悲鳴で確認しながら身支度を整える。 全身火傷を負って痙攣を起こしている子まりさに、またオレンジジュースをかけて水槽に放り込む。 水槽前には、昨日台無しにされたケーキを見えるように置いた。 『あまあまさん・・・おながすいたよぉ~あんよさんどおしてうごかないのぉ・・・』 半身しかないお前の何処に、お腹があると言うのであろう。 朝食を食べている間、また何か親まりさが喚いていたが相手にしない、 社会人に、朝からゴミを相手にする時間なぞ無い。 そのまま放置して会社へ出かけた。 帰宅すると子まりさがケーキ目前で、水槽にへばりついていた。 涎で全身汚れていた。 『あみゃあみゃしゃんたべちゃいんだじぇ・・・』 『おにいざん、まりざにごはんさんをくださいぃぃ』 親まりさは下半身が潰れたままだったので、舌を伸ばすくらいしか出来ない。 水槽前に置いたケーキを狙ってか、ゴキブリが這い出してきた。 咄嗟にティッシュで掴む。 ポイ カサカサカサカサカサ 『ゆぎぃ!なにごれぇぇぇ!ごっじごないでぇぇぇぇ!!』 素早くゴキブリを捕まえると水槽に放りこんでやった。 悲鳴が聞こえたが相手にしない、 邪魔くさかったので、この日はそのまま放置した。 『やべでぇ・・・・ゆぎぃ・・・・』 起きてみると親まりさの呻きが聞こえた。 水槽をみると、ゴキブリに半分溶けて潰れた右目を齧られていた。 まぁ問題ない。 しかし雑食で草や虫も食べるくせに、子まりさはゴキブリを狩ろうとはしなかった。 てっきり朝には子まりさに、食べられているものだと思っていた。 それが逆にゆっくりが食べられるとは・・・・ 飼いゆっくりは人の食物でなれ過ぎて、草や虫を好まなっているようである。 「そろそろ何かやらないといけないな・・・あぁそうだ!ゴミでいいや。」 急ぐので、水槽に生ゴミを放り込んでそのまま出社した。 帰宅すると生ゴミもゴキブリも無くなっていた。 親まりさの口に足がついていたので、顔を這ってきた所をなんとか食べたようだ。 餓えれば贅沢を言っている暇もないのであろう。 生ゴミの方は子まりさが食べたらしく、パンパンに膨れていた。 『おしょらを~・・・まりちゃにきちゃないてでちゃわるん・・・・ぐぎぎぎぎぎ!』 子まりさのあにゃるに瞬間接着剤で蓋をしてやる。 水槽前に置いたケーキが、変な臭いを放ち出していた。 それを親まりさにぶつけてやった。 「ほら、君等の好きなあまあまだ!感謝してね!」 ブチャ 『ゆぶぶぶぶ!ひどいよ・・ゆゅ?あまいよ?あまあまさんだね。 ありがとうおにいさん。ゆっくりむ~しゃむ~しゃするよ。ゆゆゆぅしあわせ~』 これまでの仕打ちをケーキで忘れてしまったようである。 『ゆゅ?まりちゃも、あみゃあみゃしゃんたべたいんだじぇ』 当然ながら子まりさもかぶりついてくる。 『うみぇ!こりぇうみゅ!めっちゃうみぇえ!』 必死に食べる子まりさ。 親まりさは体に付着したケーキを、必死に舐めとっている。 『ぺ~ろぺ~ろ・・・ぎぃ!いだだだだい!』 親まりさは突如、猛烈な痛みに襲われる。 子まりさが親まりさごとケーキを齧っているのだ。 『いだぃぃぃぃ!やべでぇぇおちびちゃん!まりざをたべないでぇぇぇ!』 悲鳴を上げて子まりさに止めるようにと叫ぶ、 『なにいっちぇるの?まりちゃのしゅ~ぱ~むちゃむちゃたいむをじゃみゃすりゅにゃ! まりちゃをゆっくちさせにゃいくじゅなおやはちぬんだじぇ!』 子まりさは、一考に聞き入れる様子は無かった。 『やべでぇぇ・・・ぐぎぃぃ・・・ぎ・・・・ぎ・・・・』 親まりさは、生きたまま子まりさに身体を食べられていった。 その様子を見ていると食欲が無くなったので、この日はそのまま就寝した。 『ぴ・・・ぴ・・・いちゃい・・・たちゅけるんだじぇ・・・ぴ・・ぴ・・・』 朝起きると子まりさは、来た時の3倍にまで膨れていた。 昨日あにゃるを塞いだ状態で、ケーキを親ごとたらふく食べたようである。 うんうんをしようにも穴は塞がれている。 出す事の出来ない苦しみを、昨夜からずっと味わっていたようだ。 『お・・ちびちゃん・・・ぺ・・ろ・・ぺ~ろしてあげるよ・・・』 昨日、自分の子供に食べられたと言うのに、まだ子まりさの心配をする。 舐めてやろうにも身体を動かす事は出来ない、 ただ舌を伸ばしているだけだった。 このまま放置して出社する。 帰宅すると水槽内に黒い団子が出来ていた。 子まりさの屍骸のようだ。 口から餡子を出せば助かったかもしれないのに、そのまま苦しんで死んだようだ。 もう少し楽しませて欲しかった・・・・・・ こんな事なら今朝潰しておけば良かった。 『どおしておちびちゃんをたすけてくれないかったのぉ!まりさはなんどもたすけてってよんだのに・・・』 親まりさは、僕が仕事している間ずっと助けを呼んでいたらしい、 子まりさが死ぬまでずっと叫ぶとは、ご苦労な事である。 「知らないよ、なんで僕が君等を助けないといけないの? 馬鹿じゃない?っていうか馬鹿だもんな。」 『まりさは、ばかじゃ・・ぐもん”ん”ん”ん”・・』 そう言い放つと、黒い団子となった子まりさを親まりさの口に突っ込んで、 そのままガムテープで蓋をしてやった。 『ん”ん”ん”ん”ん”』 何か呻いているが、相手にせず夕食を取り明日に備える。 明日は有給をとってある。 朝起きて水槽を覗き込むと親まりさは、呑気に寝ていた。 バリ 口を塞いでいたガムテープを乱暴に剥がす。 子まりさは食べてしまったようだ。 『ゆぎぃ!おにいさんいたいよ!まりさはゆっくりできないよ!』 昨日の事もすっかり忘れてしまった様子である。 「おい、子まりさはどうした?」 忘れているなら思い出させやろうと尋ねてみる。 『ゆゅ?そういえばおちびちゃんがいないよ・・・・・』 「そうか・・・・で昨日のあまあまは美味しかったかい?」 『ゆゅ~ゆっくりできたよ。』 「そうかゆっくり出来たか、おいまりさ!口元にゴミがついてるよ。」 『それはゆっくりできないよ・・ん~~~~ん?』 親まりさは口元についたゴミを舌で舐め取る。 そして気が付いた。 『ど・・・どうして・・・おちびちゃんのおぼうしがまりさについてるの? ゆ・・・・ゆゅ・・・・』 疑問に感じた所に駄目押しの一声 「まりさの子供は美味しくてゆっくりできたんだよね? 親をゆっくりさせられるなんて親孝行な子供だよね。」 『・・・・・・・・ゆゅ!ごべんねぇ・・・おちびちゃん・・・ごべんねぇ・・・・』 思い出したようである。 『じねぇ!おちびちゃんをゆっくりさせたげすはじねぇ!』 「死ねって食べたのは君じゃないか?」 『それはじじぃがまりざのおくちに・・・・・』 「でも食べたのは君だろう?さっきゆっくり出来たって言ってたじゃないか。」 『ゆぎぎぎぃ・・でもじじいはじねぇ!じねぇ!』 下半身は潰れているので、ただ喚く事しか出来ない。 その様子をみながら親まりさをどうするか思案する。 とりあえず五月蝿いのでガムテープで塞いだ。 持ち上げてみると底が平らに変形して、餡子がむき出しになっていた。 「うわぁ・・・・気持ち悪い・・・・もういいや。」 倉庫からテニスのラケットを取り出し、親まりさを袋に詰めて公園へ向かった。 『ゆゅ?まりさをおうちにかえしてくれるんだね。』 この饅頭は、何を勘違いしているのだろう。 仮にこの状態で逃がしてやっても、動けない饅頭が生きていける訳が無いであろうに・・・・ 勘違いしている親まりさを、公園の池まで持ってくる。 そしてラケットの上に親まりさを乗せると、水面スレスレになるように置いた。 『ゆゅ?おにいさんつめたいよ?まりさをゆっくりさせて・・・・ぎぃ!』 バシャバシャバシャ 親まりさの下から水しぶきが立ち上がる。 池の鯉が親まりさを食べようとしているのだ、 『やべでぇ!いやだぁぁまりさはまだしにだくなぁぁぁい!あんこさんをたべないでぇぇぇ!!!』 ラケットの網越しなので、一気に食べられる事は無いが、 鯉が網を突付く度に、餡子は池に落ちていった。 そして食べられた分だけ親まりさは下がっていく、 『ごべんなざいぃあやばりまずからたづげてくださいぃぃぃ!』 まりさは訳も分からず謝る。 ゆっくりの謝罪は鳴き声と同じだ、自分が何をしたのか理解する能力は無い。 「君は僕に何かしたかい?」 『まりざなにもわるいごどじてないぃぃぃぃ!』 この間も確実に餡子は、食べられて下がっていく。 「だろうね。」 『じゃあぁまりざをだづげろぉぉぉ!!』 「何で?助けないといけないの?馬鹿なの?死ぬの?って言うか死ね!」 『いいがらぁぁば・・・ぎ・・が・・・ぐぃ・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”・・』 中枢餡を食べられてしまったようだ。 早かったが、最初から半身しか無かったのでしかたないだろう。 残りは、公園設置のゆっくり専用処理箱に放り込んだ。 「さ~て限定スイーツを今度こそ食べるぞ!」 僕は公園を後にして、また3時間は並ぶであろうケーキを買いに行くのであった。 終わり 「申し訳ございません・・・限定スイーツは前のかたで完売となりました・・・」 「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕の書くゆ虐はどうしてもぬるくなってしまいます。 もっとヒャッハーな物が出来れば良いのですが・・・・・ 誤字・脱字等あれば勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 ふたば系ゆっくりいじめ 1192 まりさとおちびちゃん ふたば系ゆっくりいじめ 1209 ゆっくり種5 ふたば系ゆっくりいじめ 1215 まりさとリボン ふたば系ゆっくりいじめ 1219 まりさと春 ふたば系ゆっくりいじめ 1228 ゆっくり種6 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る くそゆざまあwwwケーキなら私があげるよお兄さん(笑) -- 2016-08-27 12 35 29 ↓↓↓だから売ってなかったのかwゆげっぷぅとかうぜぇww -- 2016-01-10 15 29 23 まりさざまぁwww -- 2016-01-10 15 27 59 ゲスゆざまあ(@゚▽゚@)メシウマwwww -- 2014-10-10 20 28 53 すまない、その最後のスイーツは俺の お腹の中にはいったんや、ゆげっぷぅ・・ -- 2012-09-03 22 27 41 じわじわゆっくりと魚のエサにするとは! いいアイデアですね。 -- 2011-01-01 03 27 57 オチがいいね -- 2010-11-02 19 17 07 げすにどうじょうはできないんだねー。わかるよー。 -- 2010-07-14 00 19 51
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/691.html
ありす 都会に行く 12KB ※俺設定 ※虐待、ありません ※基本、愛で話 ※虐待を望んでいる方、 申し訳ございませんが、ご遠慮ください。 ※ユ○ルイじゃないです ありす 都会に行く 「とかいはのありすとゆっくりしていってもいいのよ!!!」 山の奥深くまで、ゆっくりありすを探しにやってきた。 そして、今、目の前に純度100%の野生ゆっくりありすを見つけた。 ニコニコと愛くるしい笑顔のありす。 こんな無垢な微笑みを向けられたら、人間だったら、惚れてるかもしれない。 『ああ、ゆっくりさせてもらうよ』 私は挨拶を適当に済ませて、ありすと軽く世間話でもし始めた。 しばらくして、なんとなく、頃合だなぁ~と思い、 長年の疑問をありすに聞いてみた。 こんな山奥だ。 ありすに聞いたら、人間に会ったのは初めてだそうだ。 こんなありすだからこそ、私の質問に答えてくれるかもしれない。 『ありす・・・。とかいはってなに?』 私は、ゆっくりに携わるものなら、誰もが知っていることを投げかけた。 ゆっくりを研究している学者に言わせると、 ゆっくりありすの言う、とかいは、とは、 ゆっくりありすが、他のゆっくり(れいむ、まりさetc・・・)と比べて、 特別であるということを、自己アピールのために使う言葉であり、 特に意味はなく、ゆっくりたちの条件反射で言ってしまう、 ゆっくりしていってね!!!、とほぼ同じ意味であるとか・・・。 ゆっくり基準でいうならば、ゆっくりしていないモノを、 ゆっくりありすの場合、いなかもの、という言葉で表現するケースがある。 ありす種のカスタードには、 自分は、とかいは、である という情報が遺伝子レベルで組み込まれており、生まれた時点では、 もちろん、ゆっくりありすにとって、都会や田舎がどんなモノなのか、 知らないので、その言葉の真意を知らずに使っているのであろうと思う。 「とかいははとかいはよ!!! ゆっくりりかいしなさい!!!」 まあ、思ったとおりの回答だ。 だから、聞いてみた。 『そうか・・・、じゃあ、ありすは都会に行ったことがあるのかい?』 当然、今まで一度も人間にあったことないというありすだ。 山から出たことがないのは、わかっている。 ぶっちゃけ、三度のメシよりゆ虐が好きな虐待鬼意山たちが、 わざわざ遠い街から山狩りに出かけて、野性のゆっくりをゆ虐するこの時世で、 今までのゆん生で、人間に会わなかったということは、 虐待鬼意山ですら、倦厭してしまうほどの、 ここが前に超が付くド田舎であるのは、人間から見れば、明白だ。 「ありすはこのやまからでたことがないわ!!!」 と、自信満々で答えるありす。 『じゃあ、都会を知らないんだね?』 小バカにした感じで聞き直した。 「いえ!!!ありすはとかいはよ!!!」 ありすは、ちょっと怒ったようで、むっとした態度で、頬をぷくりと膨らませている。 『ああ、悪かったよ・・・ありすはとかいはだよ。』 少し機嫌を直してもらうため、謝っておく。 「ゆふふ。そうよ!!!ありすはとかいはなのよ!!!」 気を良くしたみたいだ。 『でも・・・都会に一度も言ったこともないのに・・・とかいはって言えるのかな・・・』 ありすに聞こえるように、わざとボソッと呟いてみた。 「ゆっ!!!おにいさん!!!ありすをいなかものだというの!!!」 再び、怒ったようだ。 『悪かった悪かった・・・ありすはとかいはだよ・・・でも・・・』 少し、もったいぶった言い方をして、ありすの方を見つめる。 「おにいさん・・・たしかに・・・ありすはとかいにいったことがないわ・・・」 視線を逸らし、寂しげな表情になるありす。少しいじめすぎたかな。 『ありすは・・・都会に行ってみたいかい?』 笑顔でありすに問いかけてみた。 「そうね・・・とかいはのえすこーとをしてくれるのなら・・・いってあげてもいいわよ!!!」 体をクネクネとして、顔を赤らめて、嬉しさを隠しているありす。 ホントは行きたくて行きたくて仕方がないって顔に書いてますよと言いたくなる。 これがツンデレってやつか。なかなかいいものだな。 『じゃあ、連れてってあげよう!!!』 「ゆ、ゆふんっ!!ありすをとかいにつれていってもいいのよ!!!」 ということで、ありすを街まで連れて帰ってきた。 まず、街を鳥瞰できる丘から、人間が住んでいる街をありすに見せた。 「す・・・ごい・・・わ・・・」 雲を突き抜けるかのような高さの超高層ビルが森の木々のように立ち並ぶ。 山奥の自然では決して見ることの出来ないアスファルトで埋め尽くされ、 蛇の脱皮した皮のようにクネクネと整備された高速道路。 林のざわめきしか聞いたことのないありすからすれば、未知の音を発する都会の生活音。 無数に連なる車から出てくる少し苦い匂いのする排気ガス。 街の熱気と、肌寒い風で、熱いのか寒いのかも判断ができない空気。 ありすは、五感で街を体感した。 『どうだい?ありす?』 「これが・・・とか・・い・・・」 どうやら言葉を失っているようだ。 それから、ありすの希望もあって、街で一番高いビルに行って見た。 全面ガラス張りのエレベーターに乗り込み、街の景色を見せてみた。 「おそらをとんでるみたいだわ!!!」 ゆっくりの場合、ちょっと高いところに上がっただけで、 そんなことを言ってしまう奴らばかりだが、 地上から200~300m前後くらいの高さだと、 人間でも同じことを言ってしまうだろうな。 まるで子供のように身を乗り出して、街の景色を目に焼き付けるありす。 無邪気に喜んでくれて、こちらとしても嬉しいばかりだ。 最上階のレストランで、食事を取る事にした。 ここのレストランはゆっくりも入店可能な特殊なレストランだ。 ここの景色もまた、最高に眺めが良い。 『さあ、ランチを食べようか。』 予約していた席にありすと座り、窓を眺めながら、食事をし始めた。 私は、普通のランチだが、ありすのランチは、 りんご、オレンジ、マンゴー、ぶどう、さくらんぼと言った、 果物の盛り合わせであった。 「こんなにおいしいくだものははじめてだわ!!!」 それはそうだろう。 この果物は全部、人間が徹底した管理の下、作られたモノばかりだ。 人間とて、おいそれと口に出来る代物ではない。 非常に高価のため、一部の特権階級の人間しかお目にかかることすら、難しいかもな。 自然に生えている果物やそんじょそこらの農家でつくられたモノとは、格別に味が違う。 たまに、ゆっくりが、人間の畑で盗んでいく野菜とかあるけど、 あんなものより、比べ物にならないだろう。 ちょっと豪華なランチを済ませた後、 ありすを繁華街に連れて行った。 「すごい!!!にんげんさんがこんなにたくさんいるなんて!!!」 まるで地平線の彼方まで人で覆い尽くされているかのような道。 田舎から都会に出稼ぎに出た人だったら、同じこというかもな。 それから、ゆっくりグッズがたくさん置いている、ゆっくりショップに出向いた。 そこで、これから向かうところのために、ある買い物をした。 「ど・・・どう・・・?」 ありすがモジモジとしながら、 ヒラヒラとしたレースがついた可愛いドレスを着て、私に見せてきた。 『かわいいよ!!!』 満面の笑みで、微笑んであげた。 「と、とうぜんでしょ!!!ありすは・・・」 『とかいは、なんでしょ!!(笑)』 「ぷくー!!!もう!!!ばかにしないで!!!」 顔を真っ赤にして、恥ずかしがっているありす。 恋人だったら、惚れ直してるなぁ。絶対。 「ゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 飼いゆっくりたちが集まるサークル「ゆっくりなかま」の集会に、 連れて行った。 ありすと同様、可愛らしい服を着ているゆっくりたち。 ありすのことを、ゆっくり出来るゆっくりと、他の飼いゆっくりもベタ褒めして、 仲良くす~りす~りしたり、ピョンピョンと追いかけっことかして遊んでいる。 ホントは、飼いゆっくりしか入れてはいけないんだが、 ここのサークルに集まる飼い主さんは、全員、愛で派であり、 野生のありすに、都会とはどういうところかを教えているということを説明したら、 快く受け入れてくれた。ありがたい人たちだ。 日も暗くなり、ありすを連れて、 本日のメインイベントを行なうことになった。 街のはずれにある丘にある、レストランにやってきた。 ありすのために、予約したものがあった。 高さ3mにもなる特注のウェディングケーキだ。 もちろん、いくらなんでも、私は人間だ。 ありすと結婚したいとか思うわけもない。可愛いと思っても、 まあ、ペットくらいの認識だ。 勘違いしてもらいたくないから、最初に言っておく。 ディナーには何がいいかと考えた結果、ゆっくりの大好きなあまあま、 つまり、スイーツを用意してあげたのだ。 まあ、なんでウェディングケーキだというと、 センスを疑われるが、ゆっくりの体長より数倍大きなスイーツだと、 喜ぶだろうと思っただけだ。 「・・・・」 さすがの大きさに言葉を失うありす。 目が点となり、その場から固まって動こうとはしない。 店員がにこやかに、ケーキを切っていき、 ありすでも食べられるくらいの大きさにして、食べさせて上げた。 「しあわせぇぇぇええ!!!!」 目をうっとりさせながら、俗に言う、ヘブン状態になっているありす。 多分、今日一番の笑顔かもな。 レストランの窓から、街の夜景を眺めるありす。 「よるなのに・・・きらきらと・・・かがやいてるわ・・・きれい・・・」 感慨深い表情で、街を見つめていた。 すっかり、街を堪能してもらった後、ありすを連れて、 私の家に帰ってきた。 「ここがおにいさんのおうちね・・・なかなか・・・とかいはなおうちね!!!」 ただ6畳一間の1Kアパートなんだが、ありすからすれば、 これもまた、とかいは、とからしい。 さすがに、慣れない事をすると疲れた。 クタクタになったので、ありすとともにベッドに横になり、 床に就いた・・・ 「おにいさん!!!おきなさい!!!あさよ!!!ゆっくりおきなさい!!!」 ありすに起こされてしまった。 「おねぼうさんは、とかいはになれないわよ!!!」 結構、寝過ごしたみたいだ。 「おにいさん!!!きのうはとかいはなでーと、たのしめたわ!!! ゆっくりかんしゃしてあげるから・・・ありがたくおもいなさい!!!」 まあ、ツンデレのありすからすれば・・・ これが最上級の感謝の言葉なんだろうなと受け止める。 「じゃあ・・・」 「おにいさん・・・わるいんだけど・・・ありすを・・・」 「もとのおうちにつれていってね!!!」 信じられなかった。 恐らく、ありすのことだ。 山の暮らしよりも、都会の快適な暮らしの方がいいというかと思えば・・・。 あれだけ、贅沢三昧をした後だ、今日も連れて行けとか言うのだろうと、 思っていたが・・・。 「きのうは・・・なかなかたのしめたわ!!! でも・・・ありすはとかいはよ!!! やまでくらすのが、とかいはなのよ!!!」 相変わらず、意味がわからないことをいうありすだが、なんとなく分かった気がした。 とかいは、とは、ホントに深い意味のない言葉であり、 自分自身を表す言葉でしかなかったのだ。 とかいは、という割には、都会を知らないから、 都会のよさを教え込んだつもりだったが、 それでもありすは、山に戻りたいというのだ。 正直、ありすにとって、都会に住んでいようが、田舎に住んでいようが、 ありすはとかいは、なのだ。 私はありすの言うとおり、山へ戻して上げた。 森の入り口まで連れてきて、私はありすに最後の質問をした。 『都会にいれば、毎日ではないけど、あんなゆっくり出来る生活があるのに、 どうして、山に帰りたいんだ?』 「ありすは、とかいはよ!!! ゆっくりりかいしてね!!!おにいさん!!!」 そういい残し、ありすは森の中に消えていった。 今思えば、ありすのいうとかいは、というのは、 趣向の問題ではなく、精神な問題なのであろうと思う。 ありすは、恐らく、今までも、そして、これからも、 ずっと、とかいは、といい続けるのだろう。 終わり あとがき 針供養じゃないけど、 たまには、ゆっくりをゆっくりさせてあげるのもいいかな? と、思い、書きました。 なぜ、ありすで愛で話なのか? れいむ: 作者はコイツのことを考える度に、「ヒャッハアアア!!!」っていう発作があるので、 どう考えても苦しんで苦しんで苦しませなければならないという風に追い込まれて、 最終的にはハードゆ虐に走ってしまうから。 まりさ: 態度が生意気なので、精神的にネチネチといじめてやって、 自分が如何に矮小な生物であるものを身に染みて理解させてやりたいので、 可愛がるなんてもってのほか。 ぱちゅりー: ぶっちゃけ、興味なし。 その他: 基本、モブキャラ。 あと、このありすが、舌に肥えて、 木の実や草、虫を食べられなくなる心配(笑)をしている方、 ご安心ください。 今回、その設定はないと考えていてください。 どうしてもという場合、自分の頭の中で、勝手に想像してください。 ※これでビギッ!!って来た虐待鬼意山に、燃料投下して、 新たなゆ虐をゆっくり考えていってね!!! 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ふたば系ゆっくりいじめ 243 死すべき生物 ふたば系ゆっくりいじめ 250 ゆっくりSSをれいむに読ませてみた ふたば系ゆっくりいじめ 263 飾りの価値は 起 ふたば系ゆっくりいじめ 265 飾りの価値は 承 ふたば系ゆっくりいじめ 283 飾りの価値は 転 ふたば系ゆっくりいじめ 286 飾りの価値は 始 ふたば系ゆっくりいじめ 292 時をかけるまりさ 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 299 時をかけるまりさ 中編 ふたば系ゆっくりいじめ 304 時をかけるまりさ 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 309 時をかけるまりさ 完結編 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆ虐を読みすぎて疲れたならこれを読むとリラックスする。 -- 2012-05-19 01 52 38 いい話。 -- 2012-04-02 17 37 41 ありすの「とかいは」は生き様というか有り方なんだろうな… 贅沢を知ってなお、山でゆっくりできるゆっくりは真のゆっくりなんだろう、と思う -- 2010-10-04 20 06 02 虐待SSでこういった変化球も面白いな~ ありすってあんまりゲスにして欲しくないのでこの作品は良かった -- 2010-09-24 22 05 16 虐厨の俺だがこのありすならとかいはとよんでもいい -- 2010-09-19 15 13 42 ありす愛ではゆっくりできるね! やはり自分には山の暮らしの方があっているという 事なんでしょうね こういう優しい話もいいもんですね ただし主人公はまりさ・れいむ以外に限りますがw -- 2010-09-17 16 00 14 深いなあ・・・ なんか「侍」と「サムライ」の関係に似てる気がします。精神も良くないと、いくら都会に居ても「とかいは」には成れないんですね。 -- 2010-07-15 08 07 43 「とかいは」とは、高尚な精神を表す言葉なんだなぁ。 「とかいは」と「都会派」は違うことなんですね。 -- 2010-07-05 01 49 46
https://w.atwiki.jp/game_begin/pages/45.html
2017-07-14 20 14 44 (Fri)最終編集 ピックアップガチャ(201601) hogehogeにおける「ピックアップガチャガチャ」で排出されるキャラクター紹介!! hogeドラゴン 今回再注目の最高レアリティキャラです。スキルも強力なため、ぜひゲットしたいところ 名称:テンプレート1 レアリティ:☆1 アイコン編集 タイプ・属性 火 レベル 1(10) 入手先 入手先1入手先2入手先3 成長タイプ 普通 攻撃 100(1000) コスト 1 防御 100(1000) 売却価格 100 スキル スキル1 コメント
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/826.html
最終地獄 12KB ※ 宣伝 『ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの?』 のおまけ的なSSです /宣伝 ここ、泥輪町には、『ゆっくり清掃工場』に並び、ゆっくりを利用した画期的な施設がもう一つある。 これはガチで世界初の施設だ。 世界中が注目していると言っても過言ではなかった。 『ゆっくり清掃工場』を中破せしめた大地震も、この施設には傷一つ与えることすら叶わなかった。 それはつまりどれだけ予算が投じられ、災害対策が成されているという事なのだが、 途方も無いほどの巨額がこの施設に投じられたという事を物語っていた。 では、その施設がどのような役割を果たすのか、少し見てみよう。 最終地獄 ~または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか~ 深く、深く、地下深く。 施設内。 ある一人の男が、無人の通路を歩いている。 その表情は――見えない。 男は防護服を纏っていた。それも、凄まじく厳重なものを。 通路の奥深く、そこで彼は一旦止まる。 目の前には重厚極まりない鉄――何かしらの金属――の扉があった。 懐からカードキーを取り出し、通し、12ケタの暗証番号を入力する。 それで漸く、扉は開くのだ。 扉に備えられたバルブが自動回転し、ゆっくりと大気を吹く。 調圧完了。 1~2メートル程の分厚さを誇る厳しい金属板が開いていく様は、なんとも壮観だろう。 ―――まるで核シェルターだな。 男は毎回、ここに来る度にそんな事をふと考える。 いや、間違ってはいないのだろう。 一つ違うとするなら、これは外からではなく内からの……… 扉が開ききった。男は考えを打ち切る。 部屋の中へと進む。 そこにはまた扉が。 更にその先には、もうひとつ扉が待ち構えているだろう。 三重の封印、そんなものが果たして必要なのかどうか。 あんなに可愛くて、安全……?なのに。 彼は時々そのことを疑問に思う。 ここまで仰々しい過程をこなさねば彼は「彼女たち」に出会う事は出来ない。 そういう決まりなのだ。 だが、それを苦と思った事は一度も無い。 なんたって、彼は「彼女たち」が好きでこの仕事を選んだようなものだからだ。 最後の扉が開く。 防護マスクの下で、最高の笑顔を浮かべながら――― 「ゆっくりしていってね!!!」 「うにゅ?」 「うにゅ!おにーさん!」 「おにーさんだ!」 「うにゅ!!ゆっくりしていってね!!!」 ここは、世界初の放射性廃棄物、その最終処分場。 通称「しゃくねつじごく」である。 「さぁみんな、ご飯だよ。沢山お食べ」 『うにゅーーーっ!!!』 おとこはおくう達に『ご飯』を振舞う。 勿論それはただの食料ではなく、それどころか世界でも有数の危険物質と呼べる代物だった。 青かったり、光ってたり、なんだかradっぽい石とか何とかかんとか。 とにかくそういう尋常の神経の持ち主ならば一度たりともお目にかかりたくないものを、おくう達は食べている。 それも幸せそうに。 男も幸せそう。 別に脳が放射線でやられたとかそういう訳ではない。 単純におくう達の姿を微笑ましく眺めているのだ。 ここでもう一つ追加設定。 ゆっくり達が無生物ならばなんでも餡子に変換することはもう前作とかで散々に挙げた。 そして、特定のゆっくりには好みというものが存在するのだ。 例えば、ゆっくりもこう。 彼女は主に焼き鳥と灰を好んで食べる習性がある。 他にも、ゆっくりひなは不幸、というか厄、ゆっくりにとりは機械(をバラす)、ゆっくりめでぃすんの毒物。 ありすのとかいは、ぱちゅりーの本好き、ゆうかの植物を栽培する、といった行動もこの好みの範疇とされる。 (あと、てるよふは怠惰が好物で、よく惰眠を貪っている、なんつって) そしてこのゆっくりおくうは、核燃料、あるいは廃棄物を好物とするのだ。 おまけに放射能などはほぼ消える。 とんでもない厨ゆっくりである。 「お兄さん、いつもごはん、ありがとね」 「いや、お礼なんていいんだよ。好きでやってるんだし」 そう言いながら彼の横にちょこんと腰かけ、何やらヤバそうな物をパクついているのは、 胴付きのゆっくりおくう(以後、彼女をうにゅほと呼称する)。 1000匹にもなるこの部屋唯一の胴付きゆっくりである。 彼は微笑みながらその様をじっくりと鑑賞する。 実際好きでもないとこんな仕事やってられないだろう。 「………お兄さん、ちょっと……食べてるの見られると、はずかしい、かも」 「あっ、ごめん!あっち向くから!ゆっくり食べててね!」 「ん、ありがと……ごめんね」 放射能が飛び交う中でラブコメじみた会話を繰り広げるふたり。 『うーにゅ、うーにゅ、しあわせー!!!』 ぺかー 「おお光った、綺麗だなぁ」 クァンタムな食料を咀嚼、訂正、飲み込み、喜びの声を上げるおくう達。 その身体からはなんとも綺麗な、チェレンコフっぽい青い光が漏れ出している。 綺麗の二文字で済ます辺り、この男、神経ぶっといなぁ、である。 元々彼は、ゆっくりおくう種が病的なほどに好きだった。 それが高じて、原発職員――当時からおくう種は原発で利用され始めた――に就職したほどだ。 幸せだった。例えようも無く幸福だった。 ガラスの向こう、遠くから眺めるゆっくりおくうの姿。 それだけで毎日胸が高鳴っていた。 そこに振って湧いた最終処分場「しゃくねつじごく」の話。 1000匹単位のゆっくりおくうと(防護服越しに)触れ合えるなんて。 右を見ても左を見ても上も下もおくうだらけ。 一も二も無く彼は飛びついた。 狂喜して他の職員から仕事を奪い、毎日こうしてうにゅほと会う始末である。 ついでに、此処「しゃくねつじごく」では副業的に、 原発の真似事、つまり原子力発電も行われている。 「副業でやるもんじゃねぇだろソレ」とかツッコミが入りそうであるが、そんなもん知らん。 ………泥輪町がゆっくり清掃工場だの、放射性廃棄物の処分場(兼原発)だの、 バイオハザードかクライシスパニックでも引き起こしたいかのような施設ばっかり建ててるんだ、 という疑問には答える事は出来ない。 ぶっちゃけるならそういう設定だからだ。 こまけぇこたぁ(ry それにそのお陰もあってか、泥輪町、ひいては虹浦市には莫大な補助金が下りている。 「……で、『この家には囲い(サークル)が出来たのかね?』って上司が言ったんだよ。 そこで僕は答えたね。 『へぇ、そいつはSir Cool!(かっこいー)』ってさ」 「……う、うん…………あの、お兄さん?」 「うん?」 「このまえ言ってた、ゆーえんちのこと、教えて?」 「うん、いいよ。えっとね、遊園地ってのは………」 彼はうにゅほに毎日こうして、食後に外の世界の出来事を教えている。 そうして欲しい、と、うにゅほにせがまれたからだ。 彼女とおしゃべりできるのは彼にとって至上の喜びであり、断る理由など一つもないため、 出来得る限りの話題を毎日探しては話している。 「そんで、ジェットコースターってのが酷くアクロバティックな乗り物で………あ」 男の左腕、そこに巻かれた時計が鳴る。 これは合図だ。残酷な合図。 「………今日も、これでおしまい?」 「……うん、ごめん」 酷く悲しげなうにゅほの顔を正視しきれずに、俯きながらも肯定する。 一日につき1時間、それが彼にとってうにゅほと一緒に居られる時間だった。 それももう、過ぎ去ろうとしている。 「これ以上は規定で罰則になっちゃうから。 本当に、ごめん。 ………明日も、絶対来るから……それじゃ」 「……まって、お兄さん!」 謝り立ち去ろうとする男の防護服を、うにゅほが掴んだ。 くしゃりとよれる程度の、非力な握力。 しかしそれは、男を引き止めるには十分すぎるほどだった。 「………ほんとうに、明日もきてくれる?」 「もちろん、約束するよ」 そっと、彼の背に頭を預けるうにゅほ。 防護服というどうしようもない隔たりを介して、うにゅほの体温が伝わる。 脱ぎ捨てたい。 こんなもの脱ぎ捨てて、彼女を抱きしめてやりたいと、男の脳裏に衝動が走っていた。 「……ごめんね、わがまま言って。お兄さん、私とのやくそくやぶった事ないもんね。 …………嫌だったよね、お兄さん」 「嫌じゃない!」 思わず、叫んでいた。 振り返り、少ししゃがみ、うにゅほの肩を掴む。 「うにゅっ」と彼女は少し怯んだようだが、関係ない。 兎に角、想いをぶつけてやる。 後悔はその後だ。 「僕は嫌だと思った事なんて一片も無い! 僕がこんな場所まで来る理由、それは君達に、いや、君に会う為なんだ! そうでなけりゃ元からここの職員になろうとすらしなかった!! いいかい、僕は、君が好きなんだ! 分かったら二度とそんな事を言わないでくれ!」 「え………あ……う、うん………」 一言ずつ喋る度に、うにゅほの顔が赤く染まっていく。 防護マスクに遮られてよく見えないが、きっと彼も似たようなものだろう。 だが収まらない。 この程度では収まるはずも無かった。 うにゅほの額に、マスクをぴたり、とつける。 特に意味は無いが、気持ちの問題だ。 そっと、彼女にだけ分かる程度の声で話しかける。 「…………いつか絶対、君を此処から連れ出して見せる。 今は無理だけど、いつか、絶対だ。 だから、それまで我慢しててくれ」 「……え………?」 うにゅほの瞳が、驚きに見開かれる。 今まで思いつきすらしなかった外への想い。 それを彼は連れ出してくれるというのだ。 じんわりと、胸から何か温かいものがこみ上げてくる。 「……えっ、あぁっ!? 泣いてるっ!!? ご、ごめん、僕、君の事を考えずに、勝手に……」 「………ううん、ちがうの、お兄さん………」 とは言っても、涙は止まらなかった。 ぽろぽろと、透明な雫が落ちていく。 慌てふためく彼に、出来る限りの笑顔をのせて、 「嬉しいの。ありがとう、お兄さん」 うにゅほはそう囁いた。 「うにゅー、おにーさん、いっちゃうのー?」 「ばいばーい」 「またきてねー」 「それじゃ、お兄さん。また明日。 ………やくそく、忘れちゃやだよ?」 「HAHA、任せなさい。 明日また君達の元に必ず参上します、ってね。 ………いかん、もう時間ギリギリだ」 再び開いた扉に身を挟んで、男は今日最後となるおくう達との会話を交わす。 見送りには1000体のゆっくりおくう(と、それなりの量の残留放射能)。 彼にとっては名残惜しい。 また明日の同じ時間を夢見て、職務に復帰しなくてはならない。 「よっし、それじゃ、また明日。 ………うにゅほ、さっき言ったこと、本気だからな。 ちゃんと考えててくれよ」 「…………うん、お兄さん」 「うにゅ?」 「うにゅほ、さっきいったことってなにー?」 「おくーたちにもおしえてー」 ぴょんぴょんとうにゅほに群がるおくう達。 もちろん、その程度で彼女が喋る事は無かった。 少しずつ、扉が閉まっていく。 「………あのっ、お兄さん!」 「えっ、あっ、何!? もうすぐ扉閉まっちゃうよ!!」 もうほぼ完全に扉が閉まりかけた頃、うにゅほは弾かれるように声を上げる。 反射的に声を返す男。 「あの、ね………えと、お別れの、ごあいさつ。 …………わたしと、ふゅーじょん、してね?」 「ああ、挨拶かっ!しまった忘れてた! OK、うにゅほ!えっと、なんだっけ? フュージョン承認!それどころかファイナルフュージョン承認!勝利の鍵はきm」 扉は閉まった。 (はぁ………鬱だ、これからまた通常業務か………) とぼとぼと、無人の通路を歩いて帰る男。 その顔には覇気が無い。 それどころか、夢も希望も失くしたような顔つきだった。 (あ~嫌だ嫌だ、もっとゆっくりしたかったよ……違う、おくう達と戯れていたかった……) テンションはダダ下がり、イケイケモードの真逆、鬱々モードだ。 彼にはおくうたちと会う、それ以外の業務は苦痛でしかない。 23時間後までこの調子が続くだろう。 (………それにしても、言ってしまった。 我ながら、なんと大言壮語を吐いたものか) うにゅほに言ったことを反芻する。 今更ながら、少々の気恥ずかしさに悶える男。 だけど相手もまんざらじゃなさそうだったので兎に角良かったとしか言いようが無い。 2~3時間ごとに思い出して喝采を叫んでも良いくらいだ。 彼には実際の権力として、「さいしゅうじごく」内のゆっくりをどうこうする力は無い。 ただし、それは今のうちだ。 これからもっともっと出世して――あるいは裏工作でもしようか――いかねばならない。 それがうにゅほの為になるのだから。 (………ところで、あの挨拶は一体なんだったのだろう?) 思い返す。 今日の最後、うにゅほに言われた挨拶を。 ………フュージョンしてね、だったか? 今までそんな事は言われたことが無かった。 (フュージョン……合体……もしや、エロい事? おいおいおいおい何だそりゃあ色々漲ってきてしまうんですけど) 余計な妄想を滾らせ、挙動不審となる男。 結局その日は無駄なことを考えすぎて、仕事は(いつも通り)手につかなかった。 出世の決意も空回りである。 ちなみに。 彼の推測は当たらずとも遠からず、という所だ。 ゆっくりおくう種の「ふゅーじょんしてね」、という言葉は、 ゆっくり間の「すっと一緒にゆっくりしたい」という言葉とほぼ同義である。 つまり、彼はうにゅほからプロポーズを受けたわけなのだが。 悲しいかな、無知は罪。 女の方から告白させておきながら、一向にそれを知る由も無い男なのであった。 余談。 元々ワーカホリック気味(限定)だった彼は、この日を境に完璧なそれへと移行。 仕事仲間から「自殺志願者(仕事的、被爆的な意味で)」の称号を頂き、出世街道を驀進する。 人間とゆっくりという種族的、倫理的、そして何よりも核融合的な境を乗り越えて、 彼が本懐を果たすのは数年後の話となる。 おわり * * * * * 愛する二人を引き離すとは、何と残虐、非道、そして悲劇的なのでしょう! これは疑う余地も無く、紛う事なき虐待SSですね!! ………うん、ごめん。 元々は『どうしてそう思ったの?』のおまけ扱いだったのに、長くなったので分割しました。 最終処分場しゃくねつじごく、略して最終地獄。 byテンタクルあき 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 2 散歩した春の日に ふたば系ゆっくりいじめ 3 ちょっと鴉が多い街のお話 ふたば系ゆっくりいじめ 22 伝説の超餡子戦士 ふたば系ゆっくりいじめ 38 とある野良ゆっくり達の話 ふたば系ゆっくりいじめ 46 散歩した5月の日に ふたば系ゆっくりいじめ 48 ゆうかにゃんと色々してみよう! ふたば系ゆっくりいじめ 128 れいむとまりさがだーい好き!! ふたば系ゆっくりいじめ 136 つむりはとってもゆっくりできるんだよ! ふたば系ゆっくりいじめ 324 散歩した秋の夜に 無かったことにしたい -ふたば系ゆっくりいじめ 343 湯栗学園にて ~教師・背徳編~ 無かったことにしたい ふたば系ゆっくりいじめ 372 新世代清掃工場 ふたば系ゆっくりいじめ 385 どうしてそう思ったの? ~おまけ~ 愛するワイフ(うにゅほ)との結婚の果てに、多量のγ線を浴び、緑色の巨漢へと進化した男! 「…Who s Next…」 対するは、ゆっくりやまめに異常な偏愛を向ける、新キャラの男B! 「ゆっくりと人の愛の絆を守る男、スパイ○ーマッ!!!!」 ふたりの超雄が(特に理由もなく)激突する! 次回、「マーヴゆ・ヒーローズ」!! ご期待ください!!! (嘘です。期待しないでください) テンタクルあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 完全にハルクになっちゃったじゃないですかー!! すげぇ・・・ -- 2014-08-01 10 18 34 この部屋にでいぶやゲスまりさいれてみたらどうなるかなwww -- 2014-05-28 20 50 51 俺福島県民なんだけどこれからは原発には無数のうにゅほがいるんだと思うわ。うにゅほの出した放射性物質だと思っとく…ちょっと萌え -- 2013-05-02 18 42 01 泣いた -- 2013-03-09 02 46 06 ↓そうだよな、今じゃ不謹慎で叩かれるし・・・傷跡は未だに残ったまま・・・ -- 2013-01-23 04 20 22 地震と放射能か・・・こんな話を気にせずかけた時代が懐かしい -- 2011-09-26 22 59 58 かっこいいんだか馬鹿なんだか…… -- 2011-08-16 12 22 29 やだ…カッコイイ/// -- 2010-11-03 22 50 28 やったー!お兄さん、カッコイー!! -- 2010-06-30 06 29 48 期待しちゃったよ!! そして、こういう作品は好きだ! -- 2010-06-10 01 03 19 でめたしでめたし -- 2010-05-25 20 32 32
https://w.atwiki.jp/fxshouken/pages/59.html
https://w.atwiki.jp/club-s/pages/4.html
https://w.atwiki.jp/yosm63/pages/4.html
ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます ■ 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、それをクリックしてください。 ■ 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ■ ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 ■ ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 ■ その他にもいろいろな機能満載!! 詳しくは、FAQ・初心者講座@wikiをみてね☆ 分からないことは? @wikiの詳しい使い方はヘルプ・FAQ・初心者講座@wikiをごらんください。メールでのお問い合わせも受け付けております。 ユーザ同士のコミュニケーションにはたすけあい掲示板をご利用ください
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2487.html
ゆっくり罵倒 うちに帰るとゆっくりが強盗に来ていた。 「ゆっ! ゆっくりにげるよ!」 キッチンでジャガイモをくわえていたまりさが、ぴょんと飛び上がって、もそもそ走っていく。 バカヤロ誰が逃がすか。俺はダッシュしてまりさを飛び越え、縁側に先回りした。 割られていたガラスの代わりにガラガラッと雨戸を閉める。 あーあちくしょう、これ実害じゃねえか。侵入だけなら許してやらんでもないと思ったのに。 実刑判決だな。執行猶予なし。 「ゆうっ! しめられちゃったよ! しかたがないね、ゆっくりあやまるよ!」 またピョンと跳ねたまりさが、俺を見てニコニコと笑いかけた。 「おにいさんごめんね! まりさははんせいしてるよ、ゆっくりゆるしてね!」 ピキキッ。 いかん、温厚なつもりが。 これはけっこう……クるわぁ。 「あぁ? なんだこのお調子もんが、それで許されると思ってんのかバカアホ短足ふくれ饅頭」 「ゆゆっ!? ゆるしてくれないの?」 「ったりめぇだ誰が許すかトンチンカンのアンポンタン! 藪にらみのへっぴり虫のインチキお化けのぶちゃむくれーのスットンキョーのデブ饅頭!」 「でぶっ!? まっまりさでぶじゃないよ! ゆっくりおこるよ!?」 またピョンと跳ねると、まりさは涙を浮かべてぷぅーっと膨れ上がる。 ゆっくり怒りのポーズだ。すかさず俺は怒鳴る。 「うるせえバーカ何がデブじゃないだこれだけボヨボヨならデブ以外の何もんでもねえだろうが!」 「ゆうっ? ゆゆゆゆ」 「デーブデブデブ脂肪の子! 太った中身はあんこっこ! 三段腹の怪生物!」 「ゆぐあああ、まりさでぶじゃない、でぶじゃないいい!」 ぷひゅるるる、と潰れてから、のてんばたん、のてんばたんとまりさはもだえる。 その鼻面に顔を突きつけてさらに怒鳴る。 「デブだしトンマだしノロマだド畜生! 田舎くさい土饅頭がダサボロい古帽子かぶって似合うと思ってんのかエセ生首の低脳団子!」 「だだだだだっ、ださくないいいぃぃぃぃ!!! まりさのおぼうしはさいこうのおぼうしなのぉぉ!!」 お、真っ赤になってわめきだした。そうだそうだ、ここがツボだった。 「お帽子お帽子素敵なお帽子真っ黒お帽子なんの色? あ・ヘドロ色♪ あ・ゴミの色♪ あ・葬式の・服の色♪」 ぺしぺしぺしぺし。帽子をはたいて歌ってやると、狂ったようにゴロゴロころがった。 「うだうな゛あぁぁぁぁぁぁ!!! おぼうしのへんなうだうだうなああぁぁぁ!!!」 「お帽子お帽子素敵なお帽子真っ黒お帽子なんの色? あ・燃えちゃった♪ あ・おコゲ色♪ あ・臭くて汚いうんうん色♪」 「やめろ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!!? ぞんなうだ、なじなじなじなじぃぃぃぃぃぃ!!!」 「真っ黒まりさのお帽子は 昔々のお婆ちゃん しわしわばばあのお帽子だ かぶるとばばあだ、ババまりさ」 「ばばばばばばば、ばりざばば゛あじゃないよ゛ぉぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!?」 半狂乱で喚き立て、跳ね狂い、唾を飛ばす。 俺はにんやり笑って、正面から言う。 「ばば・まりさ☆」 「ばばあじゃないぃ!」 「ばばあ。おばばまりさ。しわしわクシャクシャ口臭い」 「くざぐ゛ないいぃぃぃ!!」 「鼻がない。耳もない。ないない尽くしない尽くし。ゴロゴロ転がるボールまりさ」 「なぐな゛いっ! なぐないのぉぉぉぉ!!!」 ぐっ、と腰を据えたかと思うと、猛烈に激怒した風情でぶるぶるぶるぶる震えながら怒鳴った。 「服も着てないパンツもはかない、エプロンもなければ箒もない。貧乏まりさ、ないないまりさ」 「ふっ、ふぐっ? ふぐってなに?」 目を白黒させるまりさを、すかさず嘲笑。 「服って何って? 服を知らないんだ。やぁーいやぁーい、バカまりさアホまりさ何にも知らないオタンチンまりさ! 服ってのはなぁーこれだよこれ!(バフバフ)見りゃわかんだろなんでわかんないんだっとにゆっくりはバカで愚かで無知でスカタンでアンポコリンでオッチョコチョイでメンチボーでアンガラモンガラでブッポーソーだなアッチョンブリケ!」 「あんがらっ! ぶりっ! ぎゅあああああああああ!!!!」 鬼のように目を吊り上げて、口をグワッと全開にして、とにかく何か言い返そうとした途端―― ぶっちーん、とまりさのこめかみが弾けた。途端に、ぶりゅーっと餡が噴出する。 「ゆ゛う゛っ!?」「うおっ!?」 まりさ本人だけでなく俺も驚いた。まりさの横顔から噴水のように餡が吹き出ていく。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、だめっあんこざんっでちゃだめっ!」 餡子を止めようと思ったのか、そわそわっ、とまりさはせわしなく左右を向いた。 しかしそれで遠心力がついてしまって、かえってビュッビュッと餡が勢いを増した。 「ゆ゛を゛゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? とめてとめでどめで! おに゛いざんあんこどめでぇぇ!」 びょびょっ、と俺に近づいて、まりさは哀願した。しかし悪いが、俺はまったく逆のことを考えた。 「あーんこあんこ、あんこはうんこ、うんこがぴゅー! まりさがぴゅー! うんこまりさがぴゅっぴゅっぴゅー!」 「ゆがあああああ!!! ばりざはうんごまりざじゃない゛いぃ゛い゛ぃ゛!!」 びゅびゅー。 「や゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! おに゛いざんや゛めろ゛お゛お゛、あんごでぢゃうでじょおおおお!!?」 「うーんこまりさは真っ黒まりさー、中身も帽子もうんこっこー」 「う゛んごじゃなあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い!!!」 それがまりさの遺言だった。 激怒とともにブシャアアアアと餡子が噴いた後は、急にまりさは空ろな顔になって、ヘタヘタと崩れてしまった。 帽子の下で、くぼんだ眼窩の中の目玉を左右別々の方向に向けたまま、「う゛ う゛ん う゛ ゆ」とつぶやいている。 どうやら、激怒により餡圧が高まりすぎて破裂した挙句、餡子欠乏に陥ったらしかった。 俺は、畳一面の餡子とガラスの破片を避けながら、雨戸をカラカラと開け、マイルドセブンエクストライトに火をつけた。 「ふぅ……」 そして、次から外で罵倒しようと心に決めた。 =============================================================================== 罵倒マジで難しいです。すぐ子供言葉になってしまう。 「機関銃のように罵声を浴びせる」ことのできる人がうらやましい。 YT 過去作品 その他 エレベーターガール そ その他 変身 そ ゆっくりいじめ系27 幻想鉄道の動物対策 虐 機 霊夢×ゆっくり系2 博麗神社の酒造り 虐 料 その他 諸君私はゆっくりが好きだ そ 美鈴×ゆっくり系2 ほんめーりん×ゆっちゅりー甘甘水責め 虐 そ その他 FireYukkuri そ ゆっくりいじめ系187 終端速度 虐 家 無 永琳×ゆっくり系11 八意永琳のアルティメット・サイエンス 虐 そ ゆっくりいじめ系264 幻想郷のみにくい生き物 虐 ゆっくりいじめ系281 冬眠ゆっくりの子守唄 そ 環 性 家 ゆっくりいじめ系312 乙女よ、森はまだ早い 虐 性 無 ゆっくりいじめ系345 ゆっくり塊魂 虐 ゆっくりいじめ系1044 ゆっくりと共同生活 虐 家 ゆっくりいじめ系1052 ゆっくりとガチバトル そ 魔理沙×ゆっくり系4 ゆっくりの身の程 ゆっくりいじめ系1285 ゆっくり夢幻 驚異のマイクロゆっくり このSSに感想を付ける